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あわこみ【淡路島の"オモシロイ"を!!】

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Part8~世界に認められたビール【あわぢびーる】~

外観

今回の取材先は淡路市にブルワリーを構えるあわぢびーるさん。

今や淡路島だけでなく日本各地の様々なお店や飲食店で

目にする機会が多くなりました。

その人気の秘密やビールへのこだわりについて突撃したいと思います。

1.創業のきっかけ
2.ビールの作り方
3.こだわりについて
4.問題点や課題など
5.認知度が上がるまで
6.最後に

1.創業のきっかけ

あわこみ:よろしくおねがいします!

担当者:おねがいします。

あわこみ:創業時どのようにして淡路島であわぢびーるを展開することになった のでしょうか?

担当者:創業が今から22年前。当時はクラフトビールのブームが来ていて「淡路島の何か目玉になるお土産を作りたい」という想いからクラフトビール事業を始めたと聞いています。

あわこみ:ちょうど明石海峡大橋がかかった時と同じ時期なんですね。淡路島のお土産と言えば「玉ねぎ」がメインですもんね!

担当者:観光客に向けて新しいお土産の目玉が欲しかったわけです。そこで当時のブームにのっかったというわけですね。

あわこみ:なるほど!そうなんですね。

2.ビールの作り方

あわこみ:ビール作りを始めて商品になるまでどのくらいの日数が掛かるんでしょうか?

担当者ラガーエールの違いはご存知でしょうか?

あわこみ:うーん…。

担当者:酵母が糖を分解してアルコール作るんですが、発酵が終わると下の方に沈んでいく酵母を下面発酵酵母」と呼んでいます。

この下面酵母で作るビールが「ラガー」ですね。

そして上の方に酵母が浮き上がっていく上面発酵酵母」で作ったビールが、「エール」です。

それぞれ発酵する温度帯が違っていて、ラガーは低い温度10度くらい。エールは高い温度20度くらいで発酵するので香りが出たりします。ラガーは1か月ほど、エールは1週間~20日間程度で完成します。

あわこみ:おぉ、そんな違いがあるんですね?!あわぢびーるさんはどちらも作っているということですね?

担当者:そうですね、両方作っています。ラガーは低い温度を保つ設備が必要ですので、エールをメインで作っている所が多いと思います。ラガーは一般的なビールではあるんですが、設備が必要だったり作るのに時間が掛かるという点で回転が悪くなります。短く作って出荷してまた仕込んでと回転が早いエールの方が資金を回収できますね(笑)

あわこみ:なるほど!!(笑)

担当者あわぢびーるではラガーのピルスナーが1番売れますね。

3.こだわりについて

あわこみ:非加熱処理をしているとのことですが、加熱処理との違いはどのような点でしょうか?

担当者:ビールの風味が違いますね。加熱処理をするとホップの香りや、酵母が出す風味が損なわれてしまいます。あと濾過をしていないので生きた酵母が入っています。

あわこみ:なるほど。こだわって作られているんですね。ビール用のホップや水などの原材料にも何かこだわりはありますか?

担当者水は淡路島の水を使っています。麦芽やホップは作りたいビールに合う物を探して仕入れていますね。あと地元の淡路島で作られたレモン・ライム・ゆずなどにこだわっていますね。夏場は特に島レモンが人気です。

あわこみ:ビールを発酵させる際に慶野松原の海中で録音した海の音を聞かせているそうですが?

担当者:クラシックなどの音楽を聞かせているブルワリーが多いのですが、「淡路島なら海かな」という発想から海の音を聞かせています。『母なる海の中で水の音を聞かせて子どもを育てる』そんなイメージで、よりまろやかな良いものになるのではないかという期待を込めていますね。

あわこみ:淡路島ならではの取り組みですね。素敵です!

慶野松原の海

4.問題点や課題など

あわこみ:何か抱えている問題点や課題はございますか?

担当者:淡路島は車社会なのでお酒を遅くまで飲んで、ということが出来ないですね。そうなるとビアバーや専門店などが少なく、樽やサーバーの設置がなく広がりに限界がありますね。買って帰って飲むという需要が大きいです。

あわこみ:瓶ビールがメインに?

担当者:そうですね。生ビールを樽サーバーで注いでグラスで飲む方が、ビールを感じられると思うんですがね。

あわこみ:公共交通機関などの問題もありますもんね。

5.認知度が上がるまで

あわこみ:2014年に五つ星ひょうごに選定されて2017年に淡路米仕込ピルスナーがアジアビアカップ2017フリースタイル部門で銅賞を受賞されていますが、その快進撃となっている要因は何でしょうか?

担当者:第二次クラフトビールのブームが始まり売れ始めたのと、淡路島が観光地として多くのお客様に来ていただけるようになったからだと思います。さらに賞をいただけたこともあり、いい流れで売上も伸びだしたかなという感じですね。

あわこみ:大阪の小さなお店でも売られていて、すごいなと思っていました!!いつ頃から全国展開されるようになったのでしょうか?

担当者:10年前くらいからお声を掛けて頂いて、京阪神や東京方面にも出荷していました。大阪の「Craft Beer Live」というイベントも参加させていただいていましたね。

あわこみ:大阪や東京の出張先などでも結構見かけます!

担当者:そうですね、横浜や大阪のビアフェスや埼玉のけやきひろばビール祭りにも出させて頂きましたね。4年前くらいにラベルもリニューアルしました。

あわこみ:お店で見かけた時にパッケージが印象的で緑や赤・オレンジなどカラフルですが、デザインに込められている想いやコンセプトはございますか?

担当者木住野 彰悟(きしの しょうご)さんという有名なデザイナーの方にデザインしていただいています。淡路島の明るいイメージを表現していただきたくて海から連想してサーフィンチックなデザインに仕上げていただきました。古き良きアメリカの時代という雰囲気がありますね。

あわこみ:確かにサンタモニカ系ですねっ!(笑)

担当者:その時に王冠もラベルとカラーを揃えました。まさに映えですね!(笑)

淡路島の明るさをイメージされたラベル。デザイナー:木住野 彰悟 さん

あわこみ:ビール製造においてコロナの影響はありましたか?

担当者:かなり影響はありますね。緊急事態宣言が発令された時は閉めましたし、飲食店の時短営業や観光客の減少などで売上はだいぶ下がっています。その分宅飲みという形で小売店での売上はあるんですが、全体としてはかなり下がっています。

6.最後に

あわこみ:これからビール作りにチャレンジしたいという人がいましたら、どのような行動をすべきだとお考えでしょうか?

担当者:まずはブルワリーやビアバーなどにビールを作りたいという話をしてみるのが1番良いのではないでしょうか。全国に繋がりがありますので繋いでもらえる可能性があります。作れる人が少ないので若くてやる気がある人材は、どこのブルワリーさんでも大事にしてくれるかなと思います。

あわこみ:もしあわぢびーるでビール製造に携わりたいという方がいましたらいかがでしょうか?

担当者:僕らも知識ゼロからスタートしていますから、特に知識や技術はいらないです。ビールは菌に弱いので殺菌や洗浄などの繰り返しで結構大変な作業になります。根気とやる気を持っている人に来ていただいて続けてやっていけたらと思っています

あわこみ:丹精込めて大切に作られたビールなんですね。

今日は色々とお話を聞かせて下さりありがとうございました。

あわぢびーる:現場の様子

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